【モネ展】
先日、スペシャルマンデーで息子が観賞してきたクロード・モネ展に、私も行ってみた。
モネは「睡蓮」と題した作品を複数枚描いているが、なかでも私は1903年に描かれたものがお気に入り。
あとは、1916〜1919年に描かれたとされる「睡蓮、柳の反映」も、心が落ち着いた。こちらはお土産コーナーを見るに、人気の作品のようだった。
「キスゲの花」には、自由を感じた。
モネはどうやら、キャンパスいっぱいに絵の具を使わないことが分かった。
端っこの方とか、布地の白がそのまま見えていたりする。
見たまま感じたままを表現するのに、なにもキャンパスをはじからはじまで使わなければならないなんて、確かに、誰が決めたルールだろうか。
「バラの小道」という作品は、通り過ぎてはまた戻って観、また通り過ぎては戻って観、を繰り返してしまった。
この小道を抜けるとモネの庭があるのか、それとも屋敷があるのか、一体どちらだろう…と
その絵の前を、何度も行ったり来たりしてしまった(^_^;)
結局、私のなかでは、庭から屋敷へ帰る方向を描いたものだろう、という推測で納得がついた。
最後、クロード・モネのパレットを見て感動し、私は満足して美術館を出た
平日なら空いているだろうと思っていたのだけど、とんでもない…ものすごい人だかりだった。
息子は貸切で、ゆっくり観賞できたのか…と思うと、貴重な体験をさせてもらったんだなぁと、感謝の念が湧いた。
息子が気にいったらしい「ヨーロッパ橋・サン=ラザール駅」という絵も、しっかり確認してきた(記念に、その複製画を購入)
。。。最近の技術は凄い。
画家の筆のタッチまで、そっくりそのまま再現できる。
素材は、住居の壁紙などに使われる漆喰なんだとか。
ベタのコピーより、よほど本物に近い…これは、欲しくなってしまう。
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