【かたき同志の再演】

2年半前に上演していたらしい、橋田壽賀子さん作・石井ふく子さん演出の「かたき同志」は大好評だったようで、このたび再演が実現したのだとか。


駅ナカの広告で知って、なんとなく「面白そうだな~」と頭の隅にあったこの舞台。

たまたま予定に穴が開き、急きょインターネットで空席検索したらS席に空きが…!

観てきましたよ~!(^^)

富裕層が住む地帯と、その日暮らしの人間が暮らす地帯の人間たちは、日頃から互いのことを「川向こうの人間」といって毛嫌いしていました。

庶民的な飲み屋の女将役に藤山直美、呉服問屋の内儀役に三田佳子。互いの一人娘・一人息子が気に入らず、子供可愛さに結婚を反対し火花を散らす。

子供のため、家族のために、じぶんを犠牲にしてまで我が子に尽くしてきた、理屈抜きの親の愛。親のこころ子知らずで、若い2人に振り回される。親っていったい何なんだろう。

母親同士は、やがて共感しあい酒を酌み交わす。時代設定は江戸なれど、現代にも通じるお話。


二大女優さんの演技は素晴らしく、何度も笑いが起こり。クライマックスでは涙がホロリ。人間味あふれる喜劇でありました。

明治座は座席にクッション有で、長時間座っていても、お尻が痛くなりにくかった(^^)

幕の内弁当も、美味しくいただきました。

明治座の3月の公演には、なんと…憧れの、八千草薫さん!が、出演されます…!!

今から楽しみで仕方がありません(^^)千秋楽のチケット取れたらいいな~!

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