【ときどき大学生】
この土日は、非常にハードだった。。
大学の授業で選択しているレクリエーション実践のスクーリングで、2日連続、埼玉へ出向く。
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1日目は13:00〜19:00
まずは座学で、競技スポーツと健康スポーツ(運動)の違いやら、神経系の完成する8〜10歳くらいまでに身体のあらゆる部位を運動させることが重要だということ等…を学ぶ。
その後、自己紹介。
1人ずつ名前を言って挨拶して、無難に終わる。
で、その後どれが誰なのか覚えましたか?と教授に訊かれるも、まぁ無理な話である。
そこでゲームが始まる。
1人目が、住んでいる都道府県と名前を言う。2人目以降は、それまでの人の自己紹介を先ず繰り返してから、その隣の●●から来ました●●です…と言い、時計回りに一周する。
最後の人は13人分の都道府県と名前を覚えていないといけないから大変(*^_^*)
笑いが起きたり、小声で助け合ったり…このゲームをやり終える頃には、皆が互いの名前を覚えると同時に、緊迫していたムードがすっかり緩んだ。
このような変化を「アイスブレイク」という…と習う。
不意に教授から、全員がその場で目を瞑るように指示された。合図があるまで目を開けてはダメ。
教授が大縄を一本持ってきて…14人を囲む。私たちは、この輪から出てはいけない。
全員が輪の内側にいなければいけないという条件で、教授が出したお題の形を完成させる。
始めのお題は、三角形。
何も見えない状態から、誰かが声をあげて角になる。角の人から4人ずつ手をつないで並び、辺をつくる…余った2人は真ん中あたりに待機して、縄を触らないようにする。
これも、文で書くと簡単そうだけど、目を閉じていると自分が輪の中のどのへんの位置に立っているのかとか、縄の辺の長さや、角の位置や、仲間との距離感が全然わからなくなる。
一度向く方向を変えてしまうと、もうどっちを向いているのかさえわからなくなってしまう。
声を掛け合いながら、アイデアを出し合いながら、完成させる。
できたかな?と思ったら、それを教授に伝え、目を開ける…
三角形は、うーん。
まぁまぁの出来だったかな。
続いて正方形。
…出来上がった図形を見て、笑いが起こる。辺の長さが極端に違ったり、そもそも角が足りなかったり(笑)なかなか難しい…これは不合格。
最後は、星型…!
凸角が5つ、凹角も5つ。
14人いるから4人は中心部で待機、誰がどの役回りになるかは、目を閉じた状態で声を掛け合いながら決めていく。
たまたまロープの端っこに触れた私が、星型の1角目になると宣言。
そこから1,2,1,2,1…と、時計周りに凹凸を作っていく…のだが、角の役が、9人しかいない…あれ?
真ん中に待機で集まっているメンバーは、耳の情報では4人…
おや?
1人いない…誰???
凹役が1人足りない…
タイムアウトで目を開けると、1人…引っ込み思案な女の子が、赤面して申し訳なさそうに座っていた…
ロープにも触れず、声も出せず、中心に集まって待機もしていない。。
どうやら極度の人見知りで、初対面のクラスメイトの輪の中で、うまくコミュニケーションがとれなかったみたい。
教授は唯一、その様子を見ていたわけだけど…周りが騒げば騒ぐほど、その女の子はどんどん言い出しにくくなってしまっていたみたい。。
こちらは目を瞑っているから、そんな事が起きているとは思わなかったわけだけど(笑)
こういう時、目を閉じた状態でも、誰が困っているのかを判別するために工夫して声を掛け合えたら良かったんだね。
続いてのゲームは、2チームに分かれて行う。各チームから選ばれた代表者だけ、目を瞑っている。
その間に残ったメンバーは輪になって手を繋ぎ、その繋いだ手を離さずに(繋ぎ方も変えずに)知恵の輪をつくっていく。
くるっと捻じれたり、誰かの脚の下をくぐったり、または跨いだり、立ったりしゃがんだりして。
完成したら、代表者は目を開けて、敵チームの知恵の輪を解きに行く。
先に敵チームを元の輪に戻した方が勝ち…!というゲーム。
2回戦やったけど、私は作る方、解く方どちらもやってみた。なかなかの頭脳戦でした(^ ^)
そうこうしているうちに、時計の針が18時を知らせる。予定では19時が終了時間だったのだけど、この日は教授の気分で1時間も早くお開きになった…!
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2日目は9:00〜16:00
朝…早っ。
ラジオ体操の期間がやっと終わったと思ったら、スクーリングのために結局6時起き〜(笑)
でも、文句は言っていられない。この授業を受けに、地方から飛行機で、ホテルをとってまで来校した仲間もいたのだからm(_ _)m
さて。
まずは座学で、METs・時の公式とか、有酸素運動と無酸素運動についてとか、RPEの再生産とかを習った。
ここで一旦、安静時の脈拍を測る。
そのあと、前日に習った本格的なストレッチを各自で行い、ここでまた脈拍を測る。
本日のメニューは…と、教授が持ち出したロープ…
大縄跳びをやりま〜す。
…???
福祉系大学の通信コースで、まさか大縄跳びをさせられる日がやってこようとは…誰も予想していなかったことだろう。
7人ずつの2チームに分かれ、まずはウォーミングアップ。私はヘルニアを危惧して、大縄を回す役にしてもらった。
途中で脱落者も出てくる。。
(通信制は、それなりの年齢の方々もいらっしゃいますので…)
みんな、汗だく…
足も、がくがく…
昨日みたいな、ゆる〜い感じの1日を想像していたのに…あれ?なんで今日、スタートからこんなスパルタなのかなぁ??(笑)
水分補給とトイレ休憩のあと、次のメニューが紹介される。
教授から「ドッチビー」というスポーツを紹介される。ドッジボールのルールで、道具を柔らか素材のフリズビーに変えたゲームだ。
これは、なかなか投げ方にコツがいる。
私は、飛距離はあったがキャッチが苦手だったので、自ら外野にまわった。
チーム対抗となると、ヘルニアのことなどすっかり忘れて競争心に火がついてしまうから困った。
敵チームには、たまたま現役自衛官の若い女子が2人もいた(笑)
身体能力が圧倒的に違う…!
避けるのが上手い…!!軽々と!
こちらも負けてませんよ〜!
一般人のアラサー女子は、からだを張って、正々堂々と闘った…!(笑)
続いてのメニューは…
大学周辺のウォーキングを40分。。
近所の寺院とか、親水公園とか…おしゃべりに花を咲かせながら散策。
私はもともと散歩が大好きなので、これは余裕でした。歩き足りなかったくらい。
でも、ふだん歩かない人にとってはこれも辛い時間だったかも?ね(笑)
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お昼休憩を挟んだ後は…
(学食めっちゃ美味しかった♪)
創作レクリエーションゲームの時間…
4チームに分かれ、各チームが自分たちで考案したレクリエーションスポーツを、チーム外のメンバーにやってもらうというもの。
30分くらい経った頃に、ゲームの発表。
…童心にかえった。
4チームとも、楽しいレクリエーションでした。
そして最後のスポーツは、インディアカというもの。
使う道具は赤い羽根のついた手のひらサイズのボール。手のひらで打って遊ぶ。3回打つまでに相手のコートにボールを落とせば1点入る。
ミスるとサーブ権が相手に移り、サーブ権を受けたチームは1人ずつ右回りにポジションが移っていく。
(バトミントンやバレーボールと似たルールだね)
先に20点取った方が勝ち。
1試合目は相手の勝ち。2試合目はこちらが勝ち。
引き分けではつまらないので3試合目をやろうと教授に言われ、こっちが勝って終了〜。
時刻は15:30…
予定より30分早く終わった。
…うん、ここは終わるところだよね。
もう動けないですよ?私たち(笑)
お疲れさまでした。
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しばらく、全身筋肉痛に苦しみました。
ヘルニアがどのくらい悪化したのかも判断が難しい〜
でもやっぱり腰全体に痺れがあるから、安静にしないといけないなぁ。
人間、白熱してアドレナリンが出てしまうと…その場の痛みって消えるんだね(^_^;
終わってみて、痛みに気がつく。
腰を庇う意識を持ちながらも、試合中に4度もフライングレシーブをする私は、どうやら負けず嫌いみたいだ(笑)100パーセントの身体能力で挑めなかったことがとても悔しい。
早く…思いっきりスポーツがしたいなぁ。空も飛びたいし。海も潜りたいし。山も登りたい。。。
本当に、健康が第一だと、身に染みて感じている。。!
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