【少女】

懲りもせず、怪物、湊かなえの毒に、またやられた(*^_^*)
一行目から読者を引き込んでしまう作家は、そういないだろう。

そして必ず最後の一行で、脳内に撒かれた短期記憶のすべてが繋がるようになっている。この快感は癖になる。

巻末・星氏による「ふたりの人生がまちがいなく交差したと信じられる一瞬があれば、人はその記憶を頼りに寄り添っていけるのではないだろうか。」という解説にも、思わずうなってしまった。

映画も観てみたいな。

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